シーリング・コーキング

シーリング剤の失敗しない選び方と種類をプロが徹底解説

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外壁の隙間を埋めるシーリング材が家を雨漏りから守るイメージ

外壁のメンテナンスを考え始めたとき、専門用語が多くて戸惑ってしまうことはありませんか?

特に「シーリング剤」という言葉は、見積書で必ず見かけるものの、その重要性まではあまり詳しく知られていないことが多いんです。

実は、このシーリングこそが、家を雨漏りや腐食から守るための「最後の砦」と言っても過言ではありません。

「どこのメーカーが良いの?」や「自分に合った材料はどれ?」という疑問は、家を大切に思っているからこそ湧いてくる素敵な悩みです。

この記事を読むことで、シーリング剤の正しい知識が身につき、業者さんとの打ち合わせも自信を持って進められるようになりますよ。

あなたの大切な住まいを、10年、20年先まで守り続けるためのヒントを詰め込みました。

この記事のポイント

  • シーリング剤の主要な種類やそれぞれの強みと弱点
  • 家の美観を左右するノンブリードタイプの仕組み
  • 30年の期待耐用年数を誇るオートンイクシードの真価
  • プロが現場で判断する1液型と2液型の使い分けルール

失敗しないシーリング剤の選び方

家を長持ちさせるためのメンテナンスにおいて、シーリング剤の選び方は非常に戦略的な判断が求められるポイントです。

ただ隙間を埋めれば良いというわけではなく、建物の素材や動き、そして将来の塗装計画にまで目を向ける必要があるからです。

まずは、私たちが現場でどのような基準を持って材料を選んでいるのか、その基礎知識から紐解いていきましょう。

シーリング剤の種類と特徴を知る

劣化したシーリングの隙間から雨水が侵入し、内部の木材が腐食する様子
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シーリング剤には、シリコン系、変成シリコン系、ウレタン系、アクリル系など、実に多様なラインナップが存在します。

これらシーリング剤の種類や特徴、そしてパッケージに記された記号を正しく理解することが、メンテナンス成功への第一歩です。

例えば、JIS A 5758という規格に基づいた表示を確認することで、その材料がどれほどの動きに耐えられるのかを客観的に知ることができます。

現場で最も重要なのは「耐候性」と「密着性」、そして「塗装との相性」の3バランスをどう取るかという点です。

主な樹脂ごとの性能比較

変成シリコン・ウレタン・シリコンの各素材の特徴、用途、評価を比較した表
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外壁用として主流なのは変成シリコンですが、それぞれの樹脂には得意分野と苦手分野がはっきりと分かれています。

これを間違えると、せっかくの工事が無駄になってしまうばかりか、逆に建物を傷める原因にもなりかねません。

性能を示す記号の読み方

低モジュラス(高柔軟性)素材が、気温変化による外壁の伸縮に合わせて伸び縮みする仕組み
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製品のパッケージには、その材料の柔軟性を示す「LM(低モジュラス)」や「HM(高モジュラス)」といった文字が刻まれています。

サイディングのような動きの激しい目地には、部材への負担が少ないLMタイプを選ぶのがプロの常識です。

材料を選ぶ際は、単に価格だけで決めるのではなく、自宅の壁材(サイディングかモルタルかなど)との相性を最優先してください。

適切な材料を選ぶことで、地震の揺れや気温変化による目地の破断を劇的に減らすことが可能になります。

もし、業者の提示した材料が自分の家に合っているのか不安になったら、カタログに記載されている記号の意味を確認してみてください。

こうした細かい知識の積み重ねが、最終的な仕上がりの寿命を大きく左右することになるんですよ。

変成シリコンのメリットと注意点

戸建て住宅のメンテナンスにおいて、最も信頼されており「万能選手」と呼ばれているのが変成シリコンの材料です。

最大の特徴は、シリコンに近い高い耐候性を持ちながら、硬化した後の表面に塗料を塗ることができる点にあります。

外壁塗装と同時にシーリングを打ち替える場合、この変成シリコンを選択するのが現在ではもっとも標準的な形と言えるでしょう。

さらに、周囲を汚染しにくい性質を持っているため、石材やタイル周りに使用しても美観を損なうリスクが少ないのが嬉しいポイントです。

なぜ「変成」が必要なのか

純粋なシリコンは塗料を弾いてしまいますが、分子構造を改良した変成シリコンなら、塗膜をしっかりと密着させることができます。

これにより、外壁と同じ色でシーリングを塗りつぶすことができ、統一感のある美しい仕上がりが実現します。

外壁塗装とシーリングをセットで行うことが、なぜ建物の寿命を最大化させる鍵となるのか。

塗装と防水の相乗効果や、失敗しないメンテナンスの具体的な仕組みについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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選定時に気をつけるべき「痩せ」の問題

ただし、変成シリコンの中でも安価な製品は、経年とともに体積が減る「肉やせ」を起こしやすい傾向があります。

肉やせが起きると、目地の奥に隙間ができ、そこから浸入した雨水がサイディングの断面を傷めてしまう原因になります。

変成シリコンを選ぶときは、耐久性のグレードを必ず確認してください。

一般的には10年程度で劣化が始まりますが、高耐久なものを選べば20年以上持たせることも夢ではありません。

私たちも、基本的にはお客様の予算の許す範囲で、できるだけ「痩せ」の少ない高機能な変成シリコンを提案するようにしています。

実際に「肉やせ」や「ひび割れ」といった劣化症状が起きている場合、それがどれほど緊急性の高い状態なのかを判断する基準については、こちらの記事が参考になりますよ。

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「どの変成シリコンを使いますか?」と一歩踏み込んで質問することで、業者の質も見極めることができますよ。

ウレタンのシーリング剤の強み

ウレタンの素材を用いたシーリング剤は、その驚異的な「接着力」と「弾力性」において他の追随を許しません。

コンクリートの大きなひび割れや、タイルの下地補修など、強固な密着が求められる場面ではこの材料が主役になります。

硬化した後のゴムのような質感は非常にしなやかで、建物の挙動に合わせて大きく伸び縮みしても剥がれにくいという特性があります。

しかし、非常に優秀なウレタン素材ですが、たった一つだけ致命的な弱点があることを忘れてはいけません。

紫外線という最大の敵

ウレタンは太陽の光(紫外線)にさらされると、短期間で表面が粉化し、まるで消しゴムのカスのようにボロボロになってしまいます。

そのため、太陽の当たる場所で「むき出し」のまま使用することは、プロの世界では絶対にタブーとされています。

塗装前提の場所では最強

逆に言えば、上から塗装を施して紫外線を完全にシャットアウトできる場所であれば、ウレタンは最高の防水材になります。

下地の動きにしっかりついていくため、塗膜が割れにくくなり、結果として防水性能を長く維持することができるんです。

「塗装をするから大丈夫」と言って、適材適所でウレタンを使い分けるのが熟練の職人の判断です。

もしサッシ周りなどでウレタンを使っているのを見かけたら、その上に必ず塗装がされる予定かどうかをチェックしてみてくださいね。

このように、弱点を知った上でその強みを引き出す使い方ができるかどうかが、プロの腕の見せ所と言えるでしょう。

適切な保護さえあれば、これほど心強い味方はいないのがウレタン系のシーリング剤なんです。

シリコンのシーリング剤の使い道

「シリコン」と聞くと、お風呂やキッチンの水回りをイメージされる方も多いかと思いますが、まさにその通りです。

シリコンの系統のシーリング剤は、耐水性、耐熱性、そして耐候性において極めて高いスペックを誇る非常に優れた材料です。

しかし、外壁メンテナンスの文脈においては、少し「注意が必要な材料」としての側面が強くなります。

なぜなら、シリコンの表面はシリコーンオイルが常に浮き出ているような状態で、どんな塗料も弾いてしまうからです。

外壁に安易に使ってはいけない理由

もし、外壁のひび割れをシリコンで補修してしまうと、数年後に外壁塗装をしようとした際、その部分だけ色が乗りません。

無理に塗ってもすぐにペリペリと剥がれてしまい、補修跡がミミズ腫れのように目立つ、非常に不格好な仕上がりになってしまいます。

適材適所を守れば非常に優秀

一方で、ガラス周りやタイルの伸縮目地など、そもそも塗装をしない場所であればシリコンは最強の選択肢になります。

15年経っても柔軟性を保っていることが多く、水密性を維持する能力については他の材料の比ではありません。

DIYで外壁の補修をされる際は、ホームセンターで一番安く売られている「シリコンシーラント」を手に取らないよう注意してください。

「塗装不可」という文字が小さく書かれているはずですので、外壁用には必ず「変成シリコン」と書かれたものを選びましょう。

一度シリコンを塗ってしまうと、後から除去するのは非常に大変で、余計な工賃が発生してしまうこともあります。

適材適所を間違えないこと、これが住まいの寿命を延ばすための最低限のルールだと覚えておいてくださいね。

現場では「シリコンコーキング」などと呼ばれることも多いですが、言葉の定義や歴史的な背景が気になる方は、こちらの記事で基礎知識を一度整理しておくと見積書の理解がスムーズになります。

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ノンブリードのタイプを選ぶ重要性

柔軟成分の染み出しによって汚れが吸着するブリード現象と、ノンブリードによる対策の図解
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せっかく外壁を塗り替えてピカピカにしたのに、数年後にシーリングの周りだけが真っ黒に汚れてしまったら悲しいですよね。

これは、シーリング材に含まれる「可塑剤」という柔軟成分が表面に溶け出す「ブリード現象」が原因で起こります。

この問題を解決するために作られたのが、ノンブリードの種類に分類されるシーリング剤です。

美観を長期にわたって維持したいのであれば、ノンブリード処方の材料を選ぶことは、もはや現代の塗装工事では常識と言えます。

ブリード現象が起きる仕組み

可塑剤が表面に浮き出ると、そこに大気中の埃や排気ガスがベタベタと吸着してしまい、黒い汚れとなって定着します。

これが一度起きてしまうと、高圧洗浄でもなかなか落ちず、建物の「古びた印象」を強めてしまうんです。

ノンブリードタイプで見積もりを確認

見積書の中でシーリング材の品名の横に「NB」という文字があれば、それはノンブリードタイプであることを示しています。

最近の高品質な塗料は20年近く持つものもありますから、シーリング側も汚れにくいものを選ばないと、見た目のバランスが崩れてしまいます。

特に白やクリーム色など、明るい色の外壁を選ばれる方は、ノンブリードタイプかどうかを業者に必ず確認しましょう。

少しのコスト差で、10年後の美しさが劇的に変わってくる、非常にコストパフォーマンスの良い選択になりますよ。

私たちLive Shineでも、美観維持は防水性能と同じくらい大切だと考えているので、標準的にノンブリードタイプをご提案しています。

「いつまでも新築のような美しさを保ちたい」という願いを叶えるための、欠かせないポイントですね。

建物守るシーリング剤の正しい知識

シーリングの技術は日々進化しており、今では「一生モノ」に近い耐久性を目指せる時代になっています。

ここでは、より深く専門的な知識に触れ、最新の材料やプロが現場でこだわっている施工のディテールについて解説します。

オートンイクシードが選ばれる理由

一般的な材料の3倍にあたる30年の耐久性と、驚異的な伸縮率を持つ高耐久シーリングの紹介
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現在、高耐久メンテナンスの代名詞とも言える存在が、オートンイクシードの性能を極限まで高めた製品です。

一般的な材料の期待寿命が10年前後であるのに対し、この材料はなんと30年という驚異的な耐用年数を誇ります。

その最大の秘密は、可塑剤を一切使わずに柔軟性を維持できる「LSポリマー」という独自技術にあります。

これにより、時間が経っても材料が硬くならず、新築時の柔らかさを数十年後も維持し続けることができるんです。

ライフサイクルコストの劇的な改善

初期費用は一般的な材料よりも1.5倍から1.8倍ほど高くなりますが、長期的に見れば圧倒的にお得です。

なぜなら、15年おきの塗装工事の際、シーリングがまだ生きているため、次回の打ち替え回数を減らせる可能性があるからです。

過酷な試験をクリアした信頼性

サンシャインウェザーメーターによる加速露光試験では、6,000時間を突破しており、これは実環境の30年に相当します。

また、地震などの揺れを想定した伸縮試験でも、1,000%以上の驚異的な伸び率を維持していることが証明されています。(出典:オート化学工業株式会社『オートンイクシード』

「足場を組む回数をできるだけ減らしたい」という方には、このオートンイクシードは最高の選択肢になります。

材料の進化によって、メンテナンスの戦略そのものが大きく変わる時代になったことを実感させられる製品ですね。

私たちも、この材料の真価を最大限に引き出すため、下地処理から乾燥時間の管理まで徹底してこだわった施工を行っています。

単に良い材料を使うだけでなく、そのポテンシャルを100%引き出すのが、プロフェッショナルとしての私たちの役割です。

1液と2液のシーリング剤の違い

グ剤の違い」見出しの直後 戸建てに適した安定品質の1液型と、ビル等の大規模工事で使われる2液型の特徴比較
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現場で使用される材料には、1液と2液との明確な違いがあり、それぞれに選ばれるべき理由があります。

1液型は、カートリッジに入った状態で届き、空気に触れることで自然に硬化が始まるタイプです。

2液型は、現場で「主剤」と「硬化剤」を専用の撹拌機で混ぜ合わせ、化学反応によって硬化させるタイプを指します。

どちらが優れているかという議論はよくありますが、実は用途や現場の条件によって正解は異なるんです。

1液型のメリットと信頼性

戸建て住宅のような現場では、1液型が好まれることが多いです。理由は「品質の安定性」にあります。

メーカーが完璧な配合でパッキングしているため、人為的なミスによる硬化不良のリスクがほとんどありません。

2液型のメリットと経済性

一方で、マンションやビルなどの大規模な現場では、2液型が主力となります。

材料コストを抑えられるだけでなく、深い目地でも内部まで確実に固まるという化学的な強みがあるからです。

項目1液型(1成分形)2液型(2成分形)
硬化の仕組み湿気や酸素に反応して表面から固まる主剤と硬化剤の化学反応で内部から固まる
品質管理工場出荷時の品質が保たれ安定している現場の撹拌技術により品質が左右される
主な施工現場戸建て住宅、部分的な小規模補修大規模マンション、高層ビル、工場

最近の戸建てメンテナンスでは、オートンイクシードのような高品質な1液型が推奨されるのがトレンドです。

どんなに良い2液型でも、職人の混ぜ方が足りなければ本来の性能は出せませんから、確実性を取るなら1液型という選択肢は非常に合理的ですね。

どれほど高性能な材料を選んでも、最終的な寿命を決めるのは職人の「ガンの操作」や「ヘラの圧着」といった技術です。

1級技能士が現場で実践している具体的な施工のやり方については、こちらの記事で詳しく公開しています。

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シーリング剤の使い方の基本工程

どんなに高価な材料を使っても、シーリング剤の使い方の手順がデタラメであれば、その寿命は3年も持ちません。

防水工事において最も大切なのは、実は新しい材料を打つ前の「準備段階」に集約されています。

まずは古いシーリングをカッターで根こそぎ剥ぎ取る「全撤去」が、打ち替え工事の基本となります。

シーリング打ち替えの3ステップ(全撤去・プライマー塗布・新規材注入)の工程図
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ここでケチって「増し打ち(上塗り)」だけで済ませてしまうと、数年後に古い材と一緒に剥がれ落ちてしまうんです。

「打ち替え」と「増し打ち」の具体的な費用の差や、なぜ全撤去が防水性能を再生させるのか。

その技術的な裏付けや詳しい工法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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下地を整えるプライマーの魔法

古い材を剥がした後は、サイディングの断面に「プライマー」という接着剤をたっぷりと塗り込みます。

これを忘れたり、塗布量が足りなかったりすると、シーリングが外壁からペロンと浮いてしまう「界面剥離」の原因になります。

二面接着による「遊び」の確保

絶縁テープ(ボンドブレーカー)を使用して目地の底をくっつけず、揺れを逃がす二面接着の構造
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目地の底には、ボンドブレーカーと呼ばれる絶縁テープを貼り、あえて底面とはくっつかないようにします。

こうすることで、地震などで建物が揺れたとき、シーリングが左右にだけ伸びて力を逃がし、破断を防ぐことができるんです。

「底までしっかりくっつけた方が強いのでは?」と思われがちですが、実は三面を固定すると遊びがなくなり、すぐに裂けてしまいます。

この「逃がし」の技術こそが、シーリングを長持ちさせるための隠れたプロの技なんですよ。

丁寧な養生、確実な撹拌、そして最後にヘラでしっかり圧力をかけて仕上げる。

こうした当たり前のことを誰よりも丁寧に行うことが、Live Shineが地域で信頼されている理由だと自負しています。

パッケージの記号を読み解く方法

シーリング剤のカタログや缶を眺めていると、呪文のようなアルファベットが並んでいることに気づくはずです。

これら記号を理解することは、自分の家に使われる材料が適切かどうかを見極める「最強の武器」になります。

例えば「F-25LM」という表記。Fは「非グレイジング(外壁目地用)」、25は「伸縮率25%」、LMは「低モジュラス」を指しています。

サイディングは夏に膨らみ、冬に縮むため、この伸縮に対する適応力が高い材料を選ぶ必要があるんです。

モジュラスが寿命を決める理由

「モジュラス」とは、材料を引っ張ったときに戻ろうとする力の強さを表します。

低モジュラス(LM)は、柔らかくて伸びやすく、サイディングの端部(小口)を引っ張って壊す心配がありません。

耐久性区分の数字をチェック

最近では「9030」といった耐久性区分が表示されていることもあり、これは非常に厳しい温度変化テストをパスした証拠です。

数字が大きければ大きいほど、過酷な環境下でもその性能を維持し続けられるという信頼の証になります。

業者さんから渡された資料に、こうした記号の解説が含まれているかチェックしてみてください。

「これはLMだから安心ですね」と一言添えるだけで、業者さんは「この人は本気で家を守ろうとしている」と、より気を引き締めて施工に臨んでくれるはずですよ。

難しいことは抜きにしても、こうした基準を知っておくことで、納得感のあるメンテナンスができるようになります。

正しい知識は、あなたの大切な資産である「住まい」を守るための強力な盾になってくれるはずです。

シーリング剤に関するよくある質問

シリコーン系のシーリング剤の上に塗装することはできますか?

結論から申し上げますと、シリコーン系の上に塗装をすることは原則としてできません。

シリコーン系の材料は非常に高い撥水性を持っているため、上から塗料を塗っても弾いてしまい、短期間でペリペリと剥がれてしまうからです。

もし過去の補修でシリコーン系が使われている場合は、塗装前にすべて撤去するか、専用の特殊な下塗り材(プライマー)を使用する必要があります。

これを知らずに塗装してしまうと、数年で見た目がボロボロになってしまうため注意が必要です。

外壁塗装を前提とする場所には、塗装が可能な「変成シリコン」を選ぶのがプロの現場の鉄則ですよ。

住宅に使われるシーリング剤の耐熱性はどの程度ですか?

シーリング剤の種類によって異なりますが、一般的な変成シリコンやウレタン系であれば80℃から90℃程度が限界です。

これに対し、純粋なシリコーン系であれば150℃以上の高温にも耐えることができます。

真夏の住宅の外壁表面温度は60℃から70℃近くまで上がることがありますが、通常のシーリング剤であれば溶け出したりすることはありません。

ただし、キッチンのコンロ周りなど、直接熱が加わる場所には耐熱性の高いシリコーン系を選ぶ必要があります。

シーリング剤の耐用年数はどのくらいと考えれば良いですか?

一般的な材料であれば8年から10年程度で劣化のサインが出始めます。

しかし、最新の高耐久製品であるオートンイクシードなどを使用すれば、20年から30年という驚異的な寿命を維持することも可能です。

耐用年数は、家の日当たりや風通しといった周辺環境によっても大きく左右されます。

「うちはまだ大丈夫かな?」と思っても、10年を過ぎたら一度プロによる劣化診断を受けることを強くおすすめします。

早期発見ができれば、部分的な補修だけで済むことも多いですからね。

戸建ての補修で使うなら1液型と2液型のシーリング剤のどちらが良いですか?

戸建て住宅のメンテナンスであれば、品質が安定している「1液型のシーリング剤」を強くおすすめします。

1液型はメーカーの工場ですでに調合されているため、現場での配合ミスによる「固まらない(硬化不良)」という致命的なトラブルを防げるからです。

2液型はマンションなどの大規模工事でコストを抑えるために使われることが多いですが、撹拌が不十分だと性能が発揮されません。

大切なわが家の塗り替えであれば、多少材料費が高くても、施工ミスのリスクが低い1液型の高性能材料を選ぶのが一番の安心に繋がります。

業者が2液型を使用する場合は、専用の撹拌機を使って適切に混ぜているかどうかが、品質を分ける大きなポイントになります。

シーリング剤の劣化はプロに相談

築10年以上の家で確認すべき、ひび割れや粉吹きなどの劣化診断セルフチェックリスト
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「まだ見た目は大丈夫そうだし…」と放置している間に、内部の木材が腐食し、高額な修理費用がかかってしまう例は後を絶ちません。

シーリング剤の劣化は、建物が発信している「悲鳴」だと考えてください。

隙間から侵入した一滴の雨水が、住まいの寿命を10年も縮めてしまうことがあるのが、防水の世界の恐ろしさです。

私たちは、門真・守口の地域に根ざした「建物の守り人」として、日々現場を走り回っています。

一級塗装技能士としてのプライドを持ち、妥協のない診断と施工をお約束します。

シーリングの劣化診断や打ち替えのご相談は、Live Shineへお気軽にお問い合わせください。

押し売りのような営業は一切いたしません。あなたの住まいの現状をありのままにお伝えし、最適なプランを一緒に考えさせていただきます。

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株式会社Live Shine(リブシャイン)の外壁・防水シンボルマーク

木瀬 洋志緒

防水業界の不透明さを変え、心から安心できる施工を届けたいという想いでLive Shineを設立しました。
プロとしての高い技術はもちろん、施工工程を写真で可視化し、誰が見ても納得できる「誠実な仕事」にこだわっています。
守口・門真の皆様に笑顔で「ありがとう」と言っていただけるよう、今日も確かな技術を持って現場に立ちます。

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